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決勝

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SuperGT
2005-9-4 0:00
NSXの1-2-3というグリットで予選を終え、むかえた決勝。前回のようにNSX同士の接触という事態が起きないように、スタート直後は自分のポジションを守ることに徹しました。ウエイトを搭載している8号車は、ラルフがスタートし、積極的に飛ばしていく中、ドライバー交代の際にタイヤの2本交換を目論んでいた僕の駆る18号車と100号車は、タイヤを労わりながらの慎重なドライビングが続きました。そうこうしているうちに300クラスのバックマーカーが現れ、僕が行く手を阻まれた隙に100号車に前を行かれてしまいました。更にその際の接触が原因なのか、僕のマシンはその後思うような走行ができず、必死で100号車を追ったもののタイムアップができませんでした。そうこうしているうちに32号車(EPSON NSX)にも抜かれてしまい・・・操作性が少しくるってしまったマシンで無理なバトルをするのはリスキーでした。ましてや、タイヤ2本交換でピット作業を縮める作戦を考えていた18号車としては、タイヤを痛めるわけにはいきません。無駄な争いは避け、とにかくペースを守って作戦を決行すれば、自ずとトップに踊り出ることができると確信していました。
いよいよピットインの指令が出て、ピットロード直前、シートベルトも緩め、ドライバー交代の準備は万端でした。するとピットに8号車の姿が見えました。何故8号車が今ここに!?釈然としないままとにかくマシンを降り、「何でラルフがおるんや!?」と聞きました。実はラルフが走行中にシフトにトラブルが発生し、緊急ピットインしてきたとのことでした。だったら何故もっと早くに僕に状況を無線連絡してくれなかったのか?そうすれば僕はもう1周走ってピットインをずらすことも可能でした。些細な連絡の行き違いによりチームの2台が同時にピットインしていまい、更に追い討ちをかけるように8号車の隣のARTAガライヤもピットインしてきて、なんとピットで.3台が並んでしまうという状況になってしまいました。リアタイヤだけ交換した18号車は、すぐに出たいところでしたが、2台が行く手を阻んでおり、一度後ろに引き戻してから押し出すという形でピットアウトするしかありませんでした。ここで5秒もタイムロスをしてしまい、コースに戻ったときに同じくタイヤ2本交換で交代した100号車の前に出ることができませんでした。小暮選手も懸命の追い上げをはかり、プッシュしてくれました。しかし、100号車とのタイム差は5秒前後を保ったまま、結局つめることができませんでした。もしもあのピットでの混乱がなければ・・・100号車と真っ向から勝負し、優勝が見えていたはずです。結局、1位100号車、2位18号車、そして3位には12号車カルソニックIMPUL Zが入りました。

今季初表彰台、2位で終わったもてぎラウンド。NSXのワンツーという結果は、Hondaファンにとっては素晴らしい結果だったのかもしれません。しかし、僕自身は、自分の走り、そして最終結果ともに納得しているわけではありません。他のNSXに関しても、8号車はトラブルのための修復作業に時間がかかり大幅にポジションダウンし16位、32号車は最終ラップの最終コーナーでガス欠になりマシンをコース上にストップし10位、と不運にみまわれました。100号車が優勝したものの、まだまだ勝つための流れを完全につかみきれたとは言えない状況です。圧倒的な速さを持っているのに何故?きちんと結果に繋げられない要因は必ずあるはずです。それが何なのか。残り3戦をきちんと戦いきるために、それを見出さなければならないと考えています。

次戦にむけて

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SuperGT
2005-9-4 0:00
次戦は9/25富士ラウンドです。18号車は、僕がレース中ただ一人1分47秒台のベストラップを出してしまったこともあり、ウエイトを60kg搭載してのレースをなります。まだNAで富士を走ったことがないのでどうなるのかわかりませんが、ベストを尽くすのみだと思っています。無駄な取りこぼしをすることがないように、マシンを降りたときに会心の笑みでいられるように、頑張りたいです。メカとドライバーとのチームワークはばっちり、とても良い雰囲気で戦えている今、あとは勝つ時を待つのみだと思っています。今回のもてぎ戦、ホンダのホームコースということもありますが、沢山の方の応援をひしひしと感じ、期待の大きさを改めて実感しました。ふがいない姿を見せても辛抱強く応援、サポートをしてくださっているファンのみなさん、スポンサーの皆さんの思いに応えるべく、僕も小暮選手も精一杯戦うことを誓います。残すは3戦、ご期待ください!
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価格は税込 \6000 となります。

2005 SUPER GT 第4戦 SUGOラウンド

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SuperGT
2005-8-24 0:00
灼熱のセパンラウンドから約1ヶ月がたち、今回のレースより、いよいよ我が18号車TAKATA童夢NSXにもNAエンジンが搭載されることになりました。セパンではNAエンジンを先行搭載していた8号車のARTA NSXがすばらしい速さを見せたものの、惜しくも優勝を逃し、なんとしてでも今回は我が18号車が優勝を獲るという使命がありました。周囲から期待も大きく、良い緊張感を持ちながらレースウィークを迎えることができました。

NAエンジンといえば2003年、レギュレーションに苦しめられていたNSXを本田技術研究所の技術者のみなさんと共に一生懸命開発し、シーズン中盤にはNSXが苦手としている富士旧コース最後のレースで劇的な優勝を遂げるまでに熟成させた、僕にとってとても思い出深いものです。そして同じく2003年の最終戦鈴鹿で、優勝が目の前に見えていたチェッカー数周前で12号車に追突され、マシンにダメージを追いながら何とか2位を守り走りぬいた、非常に悔しいレースが最後にターボへと移行しました。僕のみならずチームにとっても、サポートしてくださっている方々にとっても、NAに戻る今回のレースに対する思いは特別なものでした。

SUGOに入り、初日の専有走行。18号車をはじめ全車NAエンジン搭載となったNSX勢は、早くもその速さを見せつけることができました。前の週にシェイクダウンしたばかりのパッケージでしたが、車のフィーリングは良く、ドライバーの思うとおりに動いてくれるマシンに仕上がっていたため、大きな自信を感じることができました。

翌日、いよいよ予選です。目覚めたときには路面が濡れていたのでちょっと心配しましたが、まずは1回目の予選をほぼドライの状態で臨めました。他車の動向や路面状況を確認しつつコースインし、4周目にしてコースレコードでトップタイムを叩き出すことができました。その後は逆転されることなく、1回目は終了。とはいえ、2位の12号車カルソニックZとは0.001秒の僅差。マシンがまた少し跳ねがでてきたことと、ギアに渋さを感じながらのアタックでした。1分16秒を切って圧倒的な速さを見せる予定だったので、1分16秒099はまだまだ納得のいかないタイムでした。予選1回目を終了し、周囲は早くも暫定ポールに盛り上がりを見せていましたが、ひとつも心配事のない状態でスペシャルステージに臨めるかどうか、僕にはそのことがずっと気がかりでした。

予選2回目の前までに、気になっていたマシンの跳ねについてもデータを見直して改善するようにお願いし、ギアもばらしてもう一度組み直してもらいました。スペシャルステージ前の確認走行で、そのマシンの跳ねについては解消されていることを確認できました。シフトについてはまだちょっと違和感を感じるところがあったものの、一発勝負のスペシャルステージに大きく影響することはないだろうと願い、自分のアタックの番を待ちました。

最終組でのアタックということで、待っている時間が長いのは当然なのですが、そこへきて、更に同じHonda Racing Teamの8号車ARTA NSXがアタック中に最終コーナーでスピン、コースアウトを喫してしまいました。スペシャルステージは、これによりマシンの撤去などに時間をとり、だいぶ時間が経ってからようやく自分の番が回ってきました。

コースインし、慎重にタイヤを温めた後、ポールポジションを獲得すべく3周目、アタックラップに入りました。1コーナーに進入した際、シフトにまた少しの違和感を感じましたが、何とかシフトダウン。「この先大丈夫だろうか?」と不安がよぎったものの、リミットまでアタックし続けました。バックストレートを駆け抜け、馬の背コーナーに差し掛かり6速から2速までシフトダウンに入ったその時・・・悪夢は起きました。シフトが2速に入らず、ギアチェンジに手間取っている間にマシンはコースアウト。ストレート後のコーナーは、ハードブレイキングの勝負所。どのドライバーもギリギリどこまでブレーキングを遅らせることができるか勝負をかけているので、ギアが入らずエンジンブレーキの効きが変わってしまうことはまさに命取りとなるのです。結果、まさかのノータイムで予選11番手からの決勝スタートが決まってしまいました。

決勝

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SuperGT
2005-8-24 0:00
一夜明け、決勝当日。前日の悪夢は頭の中から拭い去り、あらためて決勝に向けて気持ちを切り替えて迎えました。初日にマシンのポテンシャルの高さは証明できたし、速さは確信できていました。SUGOは一般的に抜きどころがないコースと言われています。その中でハイペースをキープしてどこまで順位をあげることができるのか、その可能性をチーム一丸となって探りました。

決勝スタート。イン側からのスタートだったため、ウォールと他車に行き場を阻まれ、ポジションダウンを余儀なくされてしまいました。毎年大波乱のレースとなるSUGOで、下位からのスタートである上に、スタートで無理をしてレースをふいにすることのないように、慎重に無理せずスタートし、まずはその位置から徐々に追い上げていくことを考え、走りに集中しました。考えていた通り、18号車は唯一17秒台のハイペースでの周回を重ね、後はポジションをあげるチャンスをうかがうばかりという時、GT300クラスの一台がコースサイドに激しくクラッシュし、大炎上。幸いドライバーは無事だったようですが、大変な大事故となり、赤旗中断となってしまいました。これにより、レースは急遽2パート制になり、改めてフォーメーションラップからの仕切り直しとなりました。

長いインターバルを経て、レース再開。赤旗中にマシンのセッティングを少しいじることができ、これにより、18号車のフィーリングはさらに良い方向に変化しました。しかしこのリスタートでも、僕は密集した集団の中に入ってしまい、そこから抜け出すことができず攻め倦んでいたため、チームが早めのピットストップを決断しました。このときトップは100号車レイブリックNSX。開幕から課題を抱えていたドライバー交代に望みをかけ、100号車の前に出るべくピットイン。ここで18号車のメカは、最高の仕事をしてくれました。タイヤを左前後2本のみの交換にし、ロスタイムを縮めることに成功。コースインしたときには、この日優勝した37号車ダイナシティースープラの前に出ていました。後は、僕達の直後にピットインした100号車がコースインしてきたときにどの位置になるのか、チームメイトの小暮選手に全てを託し、動向を見守っていました。

ピット作業を終えた100号車がコースに復帰してきた時、完全に我が18号車の射程圏内にいました。100号車はアウトラップ、18号車は3周目。まず無理をしなくても、1コーナーで確実に100号車をオーバーテイクできる状況でした。しかしその手前、最終コーナーでまた悲劇が起こりました。タイヤがなかなか温まらず、ペースの上がらない100号車をみかねて、小暮選手がオーバーテイクをしかけたとき、18号車の左後方に100号車が接触。2台ともスピンしコースアウト。18号車はコース復帰できたもののリアを大破していたので、そこでマシンをピットにしまい、あえなくリタイアとなってしまいました。

今回のレース、同じHondaのNSX同士の接触という、あってはならないアクシデントが起きてしまい、また最終的にどのNSXも勝てるチャンスがあったのに優勝することができませんでした。しかし、初日からNSXは全車速さを見せつけることができたと思います。あとはこの悪い流れを払拭し、勝つことのみです。GTは速さだけではなく、長く過酷なレースをいかに走りきるかがとても重要だと考えています。速さを備えた今、あとはきちんと走りきれば、必然的に表彰台の一番高いところに登れるはずです。

次回第5戦は茂木ラウンドです。ちょうどシリーズの折り返しのレースともなりますし、ここできちんと優勝を手にし、着実に最終戦まで戦い続けなければと思っています。長く苦しい時をともに過ごしてきた、Honda、チーム、スポンサーのみなさん、そして多くのファンのためにも、早く結果を残したいと切実に思っています。

次戦まで、きちんと心身共々きちんと準備をし、万全の状態でレースに挑めるべく、今日からまた準備に入ります。

マニクールテストレポート

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LeMans
2005-5-27 0:00
ルマンに向けてのテストで、マニクールに行ってきた。
このテストは本選に向けての最終テスト。

ピットレーンにて

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LeMans
2005-5-27 0:00
夕方の5時から、次の日の朝の9時まで3人で走ったけど、さすがに眠くなった。
「ルマンはこんなもんやない!」と言い聞かせながら、タイヤテスト、サスペンションテストなど
あらゆる項目を煮詰めることが出来たと思う。途中アクシデントがあり、
というのも荒がハリネズミをひいてしまって、
サイドポンツーンに・・・・。これ以上は言えません。

一段落

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LeMans
2005-5-27 0:00
最後はパドルシフトのトラブルが起きたけど、まぁ何はともあれテストを終えることが出来ました。

Super GT 第2戦 FUJI

Category : 
SuperGT
2005-5-4 0:00
スーパーGT第2戦は新しく生まれ変わった富士スピードウェイで開催されました。
公式練習で、フロントカウルにトラブル発生。このセッションで5周しか走れず、セットアップやタイヤの確認が進められないまま、不安を抱えながらの予選となりました。
結果は16位。

決勝

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SuperGT
2005-5-4 0:00
予選もほぼセットアップに費やすといった状況でしたが、1セッション失った代償は大きく、方向性が見つかりません。とはいえ今回は長丁場。決勝の作戦を考え、ピットストップ時にリヤだけ交換し作業時間を10秒短縮して、とにかく前に出る事にしました。
この作戦はうまくいき、一時は9番手まで順位を上げましたが、2回目のピットインのドライバー
交代のとき、シートベルトのトラブルで20秒ほどのロス。
最終的には13位という最悪の結果となってしまいました。

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